東海道チャリ旅行

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第4日 2010年3月23日(火) 浜松から四日市まで

本日の天気
 本日は非常にヤバいことに,お昼ごろから雨が降る予定。
 いや〜春って,ホントに天気が悪いです。
 天気図では,前線がにょき〜っと,不気味に伸びている。
 雨ガッパは持ってきたけど,雨の日の自転車は見通しは悪いわブレーキはすべるわで,最低最悪のコンディションになるはず。
 事故らないように注意しなきゃ。


 5時半にはホテルを出発。
 まだ暗いです。とにかく雨が降らないうちに,ある程度の距離をかせがなきゃ。
 幸い,今日はキツい上りといえば,白須賀あたりしかないはず。
 お昼までに,どこまで行けるかがポイントです。
弁天島の松並木
 出発してからすぐ,東海道線と東海道新幹線の線路を過ぎると,もう都市型から郊外型へ,景色は変わります。
 高塚駅入り口の交差点を過ぎたところで,旧東海道の道に入るつもりが,つい見失って5分ほど時間をロス。
 撮影ポイントはしばらく無いので,ぐんぐん自転車を走らせる。
 ほとんど車も通らないし,すごく気持ちの良い道路です。
 ヤッホホーイ!(心の中の叫びです。)
 だいぶ空が明るくなってきました。
 出発から1時間ほどして,舞阪宿に到着。
 松並木が,何というか,かっこいい。
 いかにも東海道,というふんい気が,モロ感じられます。

第三十次 舞阪

広重現在
舞阪 舞阪
 広重さんの絵とだいぶ景色は違うけど,やっぱり舞阪といえば赤い鳥居がシンボル。
 ここはもう浜名湖ですよね〜と思うと感慨深い。
 浜名湖といえばウナギっ!
 でもこの時間,ウナギ屋さんは開いていないですよね。
 ということでパス!
 ホントは,うなぎパイぐらい食べたかった。
 もうすぐ愛知県ですよ愛知県。

第三十一次 新居

広重現在
新居 新居
 新居の関って,有名ですよね。ここでも,広重さんの絵と全然違うけど,関所跡を撮影。  他にも観光名所はたくさんありそうですが,すべてパス,パス。
 ひたすら,先を急ぎます。
 しばらくして,潮見坂が近づいてきました。
 この坂が,本日の一番キツい坂のはず。
 坂を上ると,白須賀宿です。

第三十二次 白須賀

広重現在
白須賀 白須賀
愛知県
 白須賀では,広重さんの絵とほぼ同じ景色を撮影できました。
 空の色と海の色の区別がつけられないところが残念。
 晴れていれば,なかなかの景色だと思います。
 チャリでの上りのキツさは,箱根の10分の1くらいかな?
 結構あっさりと制覇。
 上りがキツいと言うよりは,すぐ脇を通るトラックの危なさの方がキツい。
 とうとう静岡県を越えて,愛知県に入ります。
 静岡県は長かったな〜。
 静岡県の始まりは,あの,恐るべき箱根峠ですから。

第三十三次 二川

広重現在
二川 二川

 二川宿は,家並みがちゃんと保存されていました。
 旧東海道は,東海道らしく道が細い。
 でも,車はひっきりなしに通るので危険です。
 地元ですごく有名だそうな,「中原屋」さんという,和菓子やさんを撮影。

第三十四次 吉田

広重現在
吉田 吉田
 吉田とは,現在の豊橋市のことです。
 広重さんの絵に描いてある橋が,「とよはし」です。  「とよはし」を渡るとすぐ左折,国道1号線を右に見ながらずっとほぼ平行に走る道が,旧東海道。
 すぐ左側には,名鉄名古屋本線が,やはり平行に走っています。
 何kmか走って,国道1号線とドッキング,しばらくして御油宿です。

第三十五次 御油

広重現在
御油 御油

 ここも,古い街並みが続きます。
 広重さんの絵のオヤジの顔が面白い。

第三十六次 赤坂

広重現在
赤坂 赤坂
 御油宿と赤坂宿はホントに近い。1kmもないんじゃないの?
 ずっと,ゆるやかな上り坂が続きます。

第三十七次 藤川

広重現在
藤川 藤川
棒鼻跡
 藤川宿は,規模が小さい宿場町でした。
 次の,岡崎宿がデカい反動か?
 でも,広重さんの絵にも描いてある,東棒鼻と西棒鼻は有名です。
 棒鼻とは,「これより藤川宿」などと書いた棒を建てた場所だそうです。
岡崎城
 30分ほど進んで岡崎城。りっぱな城です。
 なんでも,徳川家康さまのお生まれになった城だそうです。
 私としては,屋根に岡崎城が乗っているという!電話ボックスをチェックしたかったのですが,時間がないので泣く泣くパス…。

第三十八次 岡崎

広重現在
岡崎 岡崎
 矢作橋という,有名な橋です。

第三十九次 知立

広重現在
知立 知立
中京競馬場
   知立の松並木を撮影したあたりで,…
とうとうやってきた。

雨だ!

 急いで雨ガッパを装着しました。
 たいした雨にならなきゃいいけど…。
 ここで,中京競馬場のウマをゲット。
 ニワトリにくらべりゃあ,インパクトが弱い。
桶狭間古戦場
 ここが,かの有名な「桶狭間の戦い」があったところ。
 当たり前ですが,ちゃんと,昔の戦いがあったところってどこなのかが,わかっているんですね。(おいおい)

第四十次 鳴海

広重現在
鳴海 鳴海
 広重さんは,鳴海宿といいながら,宿と宿の間の「ありまつ」を描いたそうで。
 ここも,古い家屋が残っていて,風情豊かでしたよお〜。

第四十一次 宮

広重現在
宮 宮
 ここが,熱田神宮。
 神社の中でも別格で,三種の神器の一つ,剣が安置されているそうです。 尾張大橋  熱田神宮をすぎると,しばらく見るべきものは何もないはず。
 というのは,江戸時代の東海道は,ここで海を渡ることになるからです。
 私は泳げないので(!),海路ではなく陸路を選択。(当たり前)
 ここ,尾張大橋は,木曽川にかかっている橋ですが,…
 ちょっと見にくいかも知れませんが,

歩行者用道路の手すりが低っ!!

 こりゃあ〜危ないわ。強風が吹こうものなら,よろけて川にジャポ〜ン,となりそう。
 しかも大型トラックなど結構通るので,橋が揺れるわ揺れるわ。
 雨で路面はぬれてるし。
 あ〜怖かった。
三重県
 橋の途中で,いよいよ三重県!
 あと,滋賀県,京都府だけだ…。

第四十二次 桑名

広重現在
桑名 桑名
 ここらで雨は本降りになりました。
 しかも,桑名の渡しを見た帰りに,道路の側溝でバランスを失いコケそうになりました。
 何かすごく危ない側溝なんですけど…。皆さんは大丈夫なの?私がショボいからコケそうになっただけなの?
と,自分のバランスの無さを棚上げして逆ギレする私なのでした。(大丈夫,他のモノやヒトには当たり散らさないので。)

第四十三次 四日市

広重現在
四日市 四日市
 もう,雨でからだがビショビショ。
 デジカメは雨の中で何回も撮ったおかげで,液晶部分の内部が雨でぬれてる!こ〜れはヤバいかも。まだ買って1週間なのに。
 早くホテルで休みたい! 四日市駅に急ぎます。
 しかしここで新たな難題がっ。
 本日の寝床であるルートイン四日市がどこにあるかわからない。
 調べていなかったのが敗因!身から出たサビ。
 適当に駅周辺に行けば,ホテルはすぐ見つかるだろう,と思ったのが,実はものすごくアマかったのです。
 ホテルを探して,あっち行ったりこっち行ったり,グルグルと雨の中30分。どうしよう…。
 結局,タウンページでホテルの電話番号をゲットし,ホテルに電話して場所がわかったのでした。はじめからそうすればよかった。
 ホテルは,四日市駅から1qぐらい離れた,国道1号線沿いにあったのでした。

第3日 沼津から浜松まで 第5日 四日市から三条大橋(京都)まで