植物図鑑

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植物名ジャガイモ
種類被子植物・双子葉類・合べん花・多年草
ナス科
6月。葉のもとから花柄をだし,白色かうすい紫色の花が集まってさく。花びらは浅く5つに分かれた星形で直径3p。
5〜9枚の小さい葉からなる複葉。
高さ60〜100p。地下茎の先がかい茎になりジャガイモとして食べられる。
直径2pほどのトマトに似た実をつける。
中南米原産。日本に入ったのはサツマイモより前で,16世紀にジャワのジャガトラ港から長崎にもちこまれたためジャガタライモとよばれ,のちにジャガイモとなった。年間350万トンの収穫がありサツマイモの3倍にあたる。北海道がその70%をしめるのはすずしい気候があうためで,鹿児島県で多くつくられるサツマイモとは,原産地が同じでも対照的になっている。ジャガイモは野菜として食べられる他に,でんぷんをとり,かたくり粉や工業用になり,また菓子としてポテトチップやフレンチフライにも使われる。