例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 (答えは次のページ)
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。
答え: (1) 8個 (2) 17個
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (1)の解説: 4でわり切れる数は,4の倍数です。 6でわり切れる数は,6の倍数です。 4でも6でもわり切れる数は,4と6の公倍数になります。 最小公倍数は12ですから,1から100までの整数の中に,12の倍数が何個あるかという問題になります。 100÷12=8 あまり 4 ですから,答えは8個になります。
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: このような問題のときは,右のような ベン図を書いて考えましょう。
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: このような問題のときは,右のような ベン図を書いて考えましょう。 4でわり切れる数の集まりは,図の斜線部分。
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: このような問題のときは,右のような ベン図を書いて考えましょう。 4でわり切れる数の集まりは,図の斜線部分。 6でわり切れない数は,図の赤い円でかこまれていない部分,つまり,赤い円の外側になりますから,
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: このような問題のときは,右のような ベン図を書いて考えましょう。 4でわり切れる数の集まりは,図の斜線部分。 6でわり切れない数は,図の赤い円でかこまれていない部分,つまり,赤い円の外側になりますから,図の斜線部分になります。 斜線部分に,数が何個あるかを求めるためには,
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: まず,4の倍数が何個あるかを求めます。 100÷4=25 ですから,4の倍数は25個。
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: まず,4の倍数が何個あるかを求めます。 100÷4=25 ですから,4の倍数は25個。 求めたいのは図の斜線部分ですから,25個から,赤い部分の個数をとりのぞくことになります。
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例題1: 1 から 100 までの整数について,次の問いに答えなさい。 (1) 4 でも 6 でもわり切れる数は,全部で何個ありますか。 (2) 4 でわり切れるが 6 ではわり切れない数は,全部で何個ありますか。 答え: (1) 8個 (2) 17個 (2)の解説: まず,4の倍数が何個あるかを求めます。 100÷4=25 ですから,4の倍数は25個。 求めたいのは図の斜線部分ですから,25個から,赤い部分の個数をとりのぞくことになります。 赤い部分は,4と6の公倍数ですから,(1)で求めた通り,8個。 よって答えは,25−8=17(個)になります。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 (答えは次のページ)
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。
答え: 51回
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: この問題をベン図を使って表すと,右の図のようになります。 斜線部分が,ブザーをならすときです。 この問題では,注意することが2つあります。- 始発時刻にも,ブザーをならす。
- 始発時刻をふくめて,両方の電車が同時発車するときには,ブザーは1回しかならない。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 始発(午前7時)から正午(午前12時)までは,12−7=5(時間)あります。 1時間は60分ですから, 60×5=300(分)です。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 始発(午前7時)から正午(午前12時)までは,12−7=5(時間)あります。 1時間は60分ですから, 60×5=300(分)です。 上り電車は12分ごとに発車しますから,300分間に, 300÷12=25 より,25回発車するように思えます。 しかしこの回数には,始発時刻のときの発車をふくめていません。 始発をふくめると,上り電車は,25+1=26(回)発車します。 ブザーも,26回ならします。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 下り電車も同じように考えます。 300÷8=37 あまり 4 ですから, 始発をふくめて, 37+1=38(回)ブザーをならします。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 上り電車で26回,下り電車で38回ブザーをならすのですから,全部で 26+38=64(回)ブザーをならすように思えます。でも実際は,
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 上り電車で26回,下り電車で38回ブザーをならすのですから,全部で 26+38=64(回)ブザーをならすように思えます。でも実際は,右の図の赤い線でかこまれている部分は,上り電車も下り電車も発車しますが,ブザーは1回しかならしません。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: 上り電車で26回,下り電車で38回ブザーをならすのですから,全部で 26+38=64(回)ブザーをならすように思えます。でも実際は,右の図の赤い線でかこまれている部分は,上り電車も下り電車も発車しますが,ブザーは1回しかならしません。 上り電車,下り電車の両方が発車するのでブザーが2回ならすはずなのですが,1回しか,ならさないのです。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 50回 解説: 12と8の最小公倍数は24ですから,上り電車と下り電車は,24分ごとに同時発車します。 300÷24=12 あまり 12 ですから,始発をふくめて, 12+1=13(回)同時発車します。
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例題2: ある駅から上りの電車は12分ごと,下りの電車は8分ごとに発車します。始発電車は,上りも下りも午前7時でした。また,電車が発車するときはブザーが1回なりますが,両方の電車が同時に発車するときは,ブザーは1回しかなりません。 このとき,始発から正午までに,ブザーは全部で何回なりますか。 答え: 51回 解説: よって答えは, 64−13=51(回)になります。
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