| 植物名 | ブドウ |
| 種類 | 被子植物・双子葉類・離べん花・落葉高木・つる木 |
| 科 | ブドウ科 |
| 花 | 初夏。黄緑色の小さい花が円すい状の花序をつくる。１個の花は，絵のように５枚の花びらの上がくっついていて，もとのほうからはなれて落ちるという，変わった性質をもっている。 |
| 茎 | まるく，太い。葉に対生する巻きひげによってはい上がる。 |
| 果 | |
| ブドウは世界でもっとも多く栽培されているくだもので，フランス・イタリア・スペイン・トルコ・ロシア・アメリカなどの夏に雨の少ない乾燥地帯がおもな生産地になっている。日本では山梨県・山形県・岡山県・長野県の順で生産量が多い。ブドウの果汁を発酵させてつくった酒が，ブドウ酒でワインともいう。果皮が白色・赤色・黄金色のブドウからつくられる白ワインは，魚料理といっしょに飲まれ，日本人の食生活とあうため，多くつくられているが，西洋では，黒ブドウからつくる赤ワインのほうがよく飲まれる。ブドウはアジア西部が原産地だが，西洋の文化に深くかかわり，いろいろなもようにされてきた。シルクロードを通って東洋に伝わった唐草もようも，ブドウのつるをアレンジしたものだと考えられている。 | |