次の例題で,最大公約数についての文章題の解き方を理解しましょう。
例題: たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。 (答えは次のページ)
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
(解説は次のページ)
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
正方形の1辺は,たて24cmをぴったり切り分けるので,24cmの約数。 正方形の1辺は,横54cmもぴったり切り分けるので,54cmの約数。 よって正方形の1辺は,24cmと54cmの公約数になります。
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
しかも問題文にできるだけ大きなと書いてあります。 よって正方形の1辺は,24cmと54cmの最大公約数になります。
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
24と54の最大公約数は6ですから,(1)の答えは,6cmになります。
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
正方形の1辺は6cmですから, たてに 24÷6=4(まい)並べることができ, 横に 54÷6=9(まい)並べることができます。
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たて 24 cm, 横 54 cmの長方形の紙を,あまりが出ないようにできるだけ大きな同じ大きさの正方形に切り分けます。 (1) 正方形の1辺の長さを求めなさい。 (2) 正方形のまい数を求めなさい。
答え (1) 6cm (2) 36まい
たて 4まい,横 9まい並べるのですから右の図のようになり,正方形のまい数は, 4×9=36(まい)。 これが,(2)の答えです。
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